時代をよむ | 生き方で出会う三重の仕事 なりわい

時代をよむ

“生き方で出会う三重の仕事“と称して、独立コンテンツを企画しようと考えたのには、それなりの理由がある。他者の仕事、企業の人材を扱うビジネスを展開する会社として、常に注意をはらい、観察、分析し、時代の流れにマッチしたサービスを継続する為に、肉眼のレンズが焦点を合わせなければならない対象は、個人の集合体である人間社会が持つ、思想、価値観といった、人間の内面なのだろう。それらマス的な精神状態は、各時代の諸事情や、それまでの経験、未来の展望に大きく影響を受けながら、少しずつ移り変わっていくことは、当たり前のことなのだろう。

 

ここで一つ、ここ最近の、主に日本社会の歴史を振り返ってみる。

戦後から今に至る、日本社会が経験した大雑把な出来事について思考をこらす。

 

・第二次世界大戦

・戦後の復興

・高度経済成長

・チェルノブイリ原発事故

・バブル経済

・平成の大不況

・阪神淡路大震災

・ITバブル

・リーマンショック

・東日本大震災

・不況終焉の兆し

 

人々の精神的アンテナの感度は、これら大きな時代の要素に導かれて、

 

敏感になり

鈍感になり

 

メンタル的コンディションは

 

躁になり

鬱になり

 

大小さまざまな人災、天災、犯罪、争い。

それに伴い心身両面が負った傷や、失ったもの。

湧いては消えていった一過性の快楽。

 

良いものも悪いのも、

 

叡智を尽くして最善の対処療法でしのいできた人類が蓄積した総合的な経験知は、ようやく成熟の時を迎えたかもしれないこの時代に、根本治癒、予防医学的発想のライフスタイルの確立などといった、継続可能な社会の実現に役立つ共有の財産なのではないだろうか。

 

そんな風に捉えてみると、現代人が共有していく今とこれから。
ポジティブな力が湧いてくる。

 

きっと、

幸福の時代の幕があがり始めている。