株式会社まるゑい - 生き方で出会う三重の仕事 なりわい

株式会社まるゑい

数値化できない“味”が武器
世界の飲料・製菓メーカーに
四日市の伊勢茶を届ける!

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株式会社まるゑい

世界30カ国と取引する卸業
『まるゑい』の周囲に広がる、一面のお茶畑。鈴鹿山脈から吹き下ろす風はひんやりしている。伊勢茶が名物の三重県は、日本三大お茶産地のひとつ。中でも茶の樹を黒い布で覆い栽培する“かぶせ茶”は、四日市水沢地区が日本一の生産量を誇る。
「この辺りは寒冷で、鹿児島や静岡よりも出荷が遅くなるんです。そこで品質の魅力を高めるため、“かぶせ”が主流になっていきました。芽がゆっくり育つから美味い。実際に海外のお取引先様から『伊勢茶』の良さを語られることも」
二代目社長の堤淑明さんは、海外での手応えを糧に、伊勢茶の未来に自信を持つ。
茶畑の中にある『まるゑい』だが、手がけているのは栽培ではない。
「近隣農家様から頂戴した茶葉を集めて、色・味・香り・菌をコントロールし、お取引先企業様の好みに合わせてブレンドしています」取引先は世界30カ国の飲料メーカーや、カフェチェーン、製菓会社など。企業と直接の取引で、顧客の要望に的確に応えている。

 

お茶の輸出に取り組む産地として農水大臣から贈られた認定証も。

 

 

世界の晴れ舞台に採用。80年の信頼
この日、事務所ではお茶の“官能検査”が行なわれていた。若手とベテランが、複数のお茶を淹れて違いを利き分ける。
「こっちの色が濃いですかね」「色が濃いのは、大きな葉の割合が多いということ。味はどう?」「こっちが少し苦い…、ような」「うん合ってる」傍から見ても分からない。社長が解説してくれた。
「私たちは舌(べろ)メーターと呼んでいます。この感覚を身につけた職人を育てるのに何年もかかります。工業製品だと数字で表せますが、色や味は数値化しきれない。それが難しくて面白いところ」
取引先からのリクエストはさまざま。パウダーか、それとも粉茶か、茎は入れるか、焙じるか。用途や好みを聞き取り、適した調合を考える。企業の開発室に呼ばれ、その場でブレンドすることもあるという。近年では世界の要人が集まる国際会議に、もてなしのお茶として採用された。卸の『まるゑい』ゆえ、そのお茶が一般に流通しないのがもどかしい。

 

官能試験中。商品の色や味にムラが出ないために人の力で調整する。

ラテ、スイーツと可能性は拡大。
創業は戦後まもなく。淑明さんの父、堤久映さん(現在は会長)が15歳で始めた。
「当時この辺りは、農閑期になるとみんな工事の仕事に出て行くような、豊かではない土地柄でした」
そこで思いついたのが、お茶を売り歩くこと。

 

社長の甥の原さんもお茶づくりを勉強中。アメリカ留学の経験も。

 

「当時はお茶の価値が今よりずっと高く、農家さん優位でした。“農家さんのお茶を頂戴する”という姿勢は、その頃から今に至るまで変わりません」
仕入れたお茶は年間を通して低温保存しながら加工するので、仕事量は比較的安定。“急須離れ”と呼ばれても、ペットボトルのお茶が人気のため、法人からの需要は変わらず多い。しかも近年では、お茶ラテや抹茶スイーツ人気で海外からも注目が集まる。
海外進出は1980年代。淑明さんがまだ20代のころと、早い段階での挑戦だった。
「ちょうど親戚がアメリカにいたので彼を頼って始めました。その頃のご縁で30年繋がっている企業様もあります。小口のお取引が少しずつ増えていったという印象です」

 

工場の一角にある検査室。細菌の数や茶葉の乾燥具合を測定。

 

「一緒に水沢を元気にしよう!」
取引先のグローバル化にともない、『まるゑい』では定期的に英語講師を招き、希望社員を対象に講習会を開催している。
「欲しい人材は“やる気”のある方。スキルは後から習得できます。そして、スポーツが好きな方なら私や会長と話が合うかも」
目指しているのは、四日市水沢の“活気の復活”と、社長は語る。
「昔は両親が雨の日に農家さんをお接待していました。酒を交わし、夢を語る農家さんを見て、幼かった私も“活気”を感じたものです。あの頃の熱いムードを、もう一度呼び起こしたい」
会社の前には立派な河津桜やソメイヨシノがある。会長夫妻が「皆で花見の宴を開こう」と願い植えたもの。今でも桜の時期には近隣に声をかけ賑やかに楽しむ。
「日本の有名産地ではなく『伊勢茶』を商品名に掲げたいと言ってくださる海外企業様もあります。伊勢茶には可能性がある」
伊勢茶の未来を信じて一緒に進める人を、『まるゑい』は待っている。

 

 

募集要項

募集要項

職 種 ①伊勢茶の生産管理スタッフ
②伊勢茶の幹部候補
内 容 ①伊勢茶の加工業務を中心に、品質チェックや出荷管理などを担当していただきます。
②当社の幹部候補生として、まずは工場内での茶葉の加工や品質管理、出荷業務など現場の業務を
ひと通りマスターし、お茶についての知識を深めていただきます。その先は、経営戦略の立案や新商品
の企画開発、伊勢茶の魅力を伝えるプロモーション活動、国内外の取引先への提案など幅広くお任せ
したいと思っています。※海外出張あり
勤務地 〒512-1105 四日市市水沢町1085
条 件 要普免、経験不問、①40歳まで ②35歳まで ※リフト資格、中型免許をお持ちの方は優遇
時 間 8:00~17:00(休憩60分)
休 日 土曜(月1回出勤)、日曜、祝日、夏期・年末年始
給 与 ①月給20.5万円~+通勤費+諸手当
②月給30万円~50万円+通勤費+諸手当
待 遇 社保完、昇給年1、賞与年2(実績5.5カ月分)、通勤費、退職金、社員旅行(前回は上海)、他

会社情報

会社情報

社 名 株式会社まるゑい
所在地 〒512-1105 四日市市水沢町1085
サイト https://greentea.gr.jp/

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